09/11/19 23:35:21
ソニーは19日、今後の成長と収益力強化のため、4つを柱としたトランスフォーメーション(変革)を実施すると
発表した。
4つの柱は、(1)テレビ・ゲーム・デジタルイメージングの中核事業の安定的な収益力確保、(2)革新的な
ハードウェア、ソフトウェア、サービスの統合による新たな顧客体験の提供、(3)新規顧客、新規市場の開拓、
(4)環境に配慮した商品と事業活動への重点的取り組み。
液晶テレビ事業では、2010年度の黒字化、2012年度の全世界マーケットシェア20%(台数ベース)を目指すと
ともに、ネットワーク経由で新たなアプリケーションを提供する「進化するテレビ」の導入や独自デバイスを
用いた次世代ディスプレイの開発を加速させる。
ゲーム事業は2010年度の黒字化を目指す。ハードウェアとソフトウェアの販売拡大と、プレイステーション・
ネットワークを拡充する。
ネットワーク対応商品・サービスでは、3300万以上のアカウント数を持つプレイステーション・ネットワークを
基盤とし、今後、新モバイル製品やその他のコンシューマーエレクトロニクスを含めたハードウェアと連携した
ネットワークサービス事業を拡充する。ネットワークサービス事業で2012年度までに年間 3000億円規模の
売上を目指す。
さらに、リチウムイオンバッテリー事業の成長戦略として既存分野で高収益確保するほか、蓄電・自動車用
電池への参入も検討する。
新規顧客、新規市場の開拓では、ダイレクトマーケティング戦略を強化し、ソニーグループとしての統一ブランド
メッセージ「メイク・ドット・ビリーブ」を全世界に展開する。新興国市場への投資も継続し、新規顧客を開拓する。
環境対応では、ソニーグループ全体の事業所から排出されるCO2換算温室効果ガスの絶対量を2015年度
までに2000年度比で30%削減を目指す。
▽ソース:Response (2009/11/19)
URLリンク(response.jp)