09/11/19 19:03:22
米フォード・モーターがマツダへの出資比率を引き下げて19日で丸1年。マツダの「フォード離れ」が進んでいる。
本社ではフォード出身の役員や幹部社員が減り、開発のベースとなってきたエンジンや車台の共有関係も
距離を置く兆しがある。緩やかな提携の中、マツダは独自性を発揮する方向を模索している。
18日夕、本社近くのマツダ労働組合にフィリップ・スペンダー副社長執行役員の姿があった。
フォードに帰任するスペンダー氏の勤務最終日で、あいさつに訪れた。スペンダー氏に代わり19日、
提携を統括するトーマス・ピクストン専務執行役員が就任する。
フォード出身の取締役は昨年4月時点では3人が在籍し、うち2人が代表権を持っていた。
昨年11月には取締役2人が退任。今回の異動により、当面、フォード出身の取締役はゼロになる。
2007年1月、フォード出身者は役員7人を含め計30人いた。しかし株保有率引き下げ後の今年1月には計18人。
10月末時点では6人まで減った。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)