09/11/19 15:38:27
日本総合研究所関西経済研究センターは17日、関西には大学が多いものの、学生は卒業時や
就業後10~15年で関東など他地域に移ってしまっているとするリポートをまとめた。「関西圏への
人材供給という点で関西の大学は機能していない面がある」と指摘している。
リポートによると、近畿2府4県は大学入学時には他地域から入ってくる学生が多く、
関東と並んで学生をひき付けている。大学の定員に対する入学者数も2009年度は106.8%と
100%を超えており、関東に次いで高い。
ただ、最終学歴が大学以上である20~24歳の就業者の地域分布を分析すると、関西からの
流出が流入を上回った。さらに30~39歳では、関東に集中する傾向があり、就業後10~15年で、
管理職や技術者として本社や研究所が集積する東京圏に人材を吸い上げられている構図が
浮かび上がっている。
ソース:NIKKEI NET 関西 [09/11/18]
URLリンク(www.nikkei.co.jp)