09/11/19 15:10:19 uX7PK2YE
日本の仕事は良くも悪くも「なぁなぁ」。それがすべての根源的元凶。
米国式の労働スタイルは、労働契約で個々人の業務内容を明確にしてる。
ワークフロー化も標準化もしやすく、業績も明確に出るから能力主義にできる。
社員の挿げ替えも簡単(=雇用の流動化)。
対する日本式は、属人的な部分が多すぎる。
業務も、できそうな人、手の空いてそうな人をその場で選んで任せる。
その結果、その人しか知らない、その人にしかできない仕事ができる。
上からの突発的特命案件などの変動要因には強いし、長く勤めることで
要領がよくなったり、人脈を利用して無理が利いたりと、個々人の能力が
発揮される。
その意味では悪くないんだけど、ワークフロー化も雇用流動化も容易じゃない。
日本企業における業務のシステム化は、BPRや既得権益の剥奪をも意味する。
現場は忙しくてシステム化に協力できないし、仕事がなくなるのを恐れて協力しない。
今の業務を変えたくないから、システムのほうをカスタマイズ。
パッケージのままなら正常に動くのに、カスタマイズでバグも多発。
なぁなぁイズムにはいい面もあるけれど、業務の効率化や人材流動化には
致命的に向いてない。
まして、IT化・システム化なんて無理。