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スウェーデン発祥の家具大手、イケアグループの日本法人「イケア・ジャパン」(千葉県船橋市)
のラース・ペーテルソン社長(50)は16日、中日新聞のインタビューに対し、東海地方で初となる
新店の出店について「手続きがスムーズに進めば、2013年中にオープンしたい」と目標時期を
明らかにした。
店舗の立地に関し「店舗開発部の社員1人を愛知県内に常駐させ、有望な土地を探している」と現状を説明。
「(県内で2番目に人口が多い)豊田市にも近く高速道路のアクセスも便利」として名古屋市の東側周辺を
有力候補地として挙げた。
ただ、「いろいろな土地を実際に見ているが、土地の大きさや形状、大型商業施設が建てられる区域かなど、
条件が合わないことが障害となっている」と指摘。「改正まちづくり三法」が2007年に全面施行されて以降、
延べ床面積が1万平方メートルを超える大型商業施設の郊外出店の規制が大幅に強化されたため、
「良い条件での土地を見つけることが一番の課題」と話した。
イケアは家具を中心とする9500種の製品を展示販売するため、既に国内で開店した店舗は
敷地面積4万5000平方メートル前後を確保している。
「半分程度の土地しか手に入らない場合は、通常は1、2階の売り場構成を高層化することも検討したい」
と述べ、出店に強い意欲を示した。
イケアグループは世界25カ国で267店を展開。国内では06年の船橋市を皮切りに、横浜、大阪、神戸、
埼玉県三郷の各市に出店しているほか、愛知県弥富市に物流センターを置く。
国内5店の09年8月期の売上高は520億3000万円で、来店者数は2020万人。
低価格化を実現するため、購入者に商品を持ち帰って組み立ててもらう方式を採用していることで
知られている。
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