【技術】リチウムイオン電池の発火を防ぐ新技術、台湾で発明[09/11/12]at BIZPLUS
【技術】リチウムイオン電池の発火を防ぐ新技術、台湾で発明[09/11/12] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
09/11/13 09:00:25
ノートPCや携帯電話に搭載されているリチウムイオン電池の発火や破裂を防ぐための新技術が、
早ければ2010年第1四半期にも市場に登場することになりそうだ。
この技術の発明者が11月11日、そう語った。

この新技術は「Stoba」と呼ばれ、台湾の国営の研究機関である工業技術研究院(ITRI)が
開発したもの。

リチウムイオン電池は内部短絡(ショート)を起こすと電池内部の温度が
一気にセ氏500度近くに達し、発火したり破裂したりする可能性がある。

Stobaは電池のプラス極とマイナス極の間に置かれ、電池の温度がセ氏130度まで達すると
多孔質物質が保護膜に変わり、反応を遮断するという。

「われわれはまったく新しい電池の素材を開発した」とこの新素材を4年がかりで
開発したチームの責任者を務める上級研究者のアレックス・ペン氏は語っている。

リチウムイオン電池は破裂の危険性が非常に高く、先月には米運輸省が「危険物」の警告を
発している。

「リチウムイオン電池を輸送している人たちの多くがこの危険を認識していない。航空機で
発火すれば、ほかの輸送機関では起こり得ないほどの大惨事につながりかねない」と米政府は
述べている。

ペン氏によると、台湾の電池メーカー各社は現在Stobaを試験中の段階で、Stobaを搭載した
セルの製造を大幅に増大させている。2010年第1四半期には製品の出荷が開始される見通し
という。

受賞式に出席のためフロリダ州オーランドに滞在中のペン氏は電話取材に応じ、「Stobaを
搭載しても、製造コストは2~3%ほど増えるだけだ」と説明している。
同氏は大手のノートPCメーカーや携帯電話メーカーにこの技術を売り込みたい考えという。

顧客として予想されるのは、ソニー、米Dell、Hewlett-Packard(HP)、Appleのほか、台湾Acer、
フィンランドのNokiaなどの企業だ。

ITRIは米国、台湾、韓国、中国、日本においてStobaに関連して計29件の特許を申請している。
ITRIは現在9863件の特許を所有しており、職員数は5800人、そのうち1112人が博士号取得者だ。
またITRIからはこれまでに151社の新興企業とスピンオフが誕生している。

ソースは
URLリンク(www.itmedia.co.jp)


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