09/12/04 07:10:49 cU1No8+7
>>749
国債の問題を勘違いしてるよ。
国債でダムや道路がいっぱいできてよかったね、って話をしてるんじゃないんだよ。
なぜ日本で国債がいままで売れてきたかって問題なわけ。
個人資産1400兆円→銀行や郵貯に預ける → 景気が低迷してて企業がお金を借りてくれない →
結局個人の資産が国債になって無駄なダムや道路をいっぱい作ってた。
ってこと。
それでなんでみんなが今後を心配してるかっているのは、
老人が急増 → 年金でたりずに貯金をおろして生活 → 銀行や郵貯や年金は個人の資産を預けてもらって
国債を買っていたが、が今後は国債を買わなくなってしまう。→ しかも個人が貯金を下ろすと国債は売られる →
だれも買う人がいないのに毎年4-50兆円の国債が発行→ 買う人はいなくなる → 国債を信用する人がいなくなり
価値が下がる → 国債の価値が下がると銀行や郵貯、生保、年金などがみんな損をする → 銀行は橋渋り、
景気は悪化 → 日銀が買い取りを急増させたらモラルハザードで日本の資産はどんどん海外に逃避して日本の
景気はさらに悪化ってこと。
それと、リンクの動画に出てることは、一般常識なんだよ。
もともと日本の現金のお金っていうのは、7-80兆円しか存在してないんだよ。
じゃ、なぜ個人資産1400兆円とか、政府の借金1000兆円とか、そんな大きいお金が日本にあるかというと、
それは、帳簿上だけに存在してるお金。
簡単に言うと、7-80兆円の現金(お札)を担保に、その何倍、何十倍のお金が流通して、経済ってのはなりたっている。
だから、お金を刷ることと、それが使われるかどうかってのは、関係ない。
お札が増えなくても、景気がよくなり流通量が増えれば、お金は勝手にガンガン増えるわけ。
こういうスレに、「お金をいくら刷っても回らないからしょうがない」って言う人がいるのは、その帳簿上のお金を
企業が借りたり、個人が借りて住宅を作ったり、とにかくお金を使わないと、景気は回復しないわけ。
逆にお金をすると、国民は馬鹿じゃないからこう思うわけ。
「日銀が大量にお金を印刷したぞ。もう日本の財政はやばいぞ。お金を印刷しないと政府の維持できなった
ってことで、日本のお金の価値がガンガン下がるぞ。じゃ、いまのうちに日本に資産を全部証券会社にもってって
海外の財政がしっかりした国で経済が伸びている国の株や債券を買っておこう!」ってね。
つまり日本はさらに衰退して、日本の資産が海外に流出して、日本から資産が向かった国の債券や
株がガンガン買われて、結局、世界の投資家たちが大もうけしちゃうわけ。
日銀が刷ったお金で日本は逆に衰退するのに、世界中の投資家が儲けるってこと。