09/11/09 23:36:19
プリペイド型電子マネー「Edy」の運用会社ビットワレットを買収する楽天を、「ホリエモン」こと堀江貴文・
元ライブドア社長が、ブログで絶賛している。ライブドアでなしえなかったことを楽天が次々に実現している
そうで、「楽天グループの快進撃は止まらなさそうだ」と褒め称えている。
楽天は2009年11月5日、プリペイド型電子マネーを運用している「ビットワレット」と資本提携することで
合意したと発表した。楽天が約 30億円でビットワレットの第三者割当増資を引き受け、株式の過半数を取得。
12月末からビットワレットを連結子会社にする予定だ。
◆イーバンク銀行は「銀座の売れっ子クラブ嬢」
ビットワレットは01年から電子マネーの草分け的存在「Edy」を運営している。07年末には、楽天と業務提携を
結び、Edyを使った買い物で楽天ポイントが貯まる携帯電話アプリ「楽天アプリ」を導入していた。今回の
資本提携に伴い、楽天は取締役をビットワレットに派遣し、本格的に電子マネー事業に参入する。
この楽天の戦略を2009年11月8日のブログで取り上げている。タイトルは「楽天が『Edy』を買収する意味」。
ライブドア社長を降りた 06年から「何も進化していないような錯覚に陥る」と語り、経営者時代に考えていた
構想を楽天が次々と実現するのを見て「その実現力は素晴らしいものがある」と評価している。
今回のEdy買収に先立ち、楽天はイーバンク銀行を買収した。イーバンクに対しては、ライブドアの前身、
オン・ザ・エッジが03年10月に買収を画策。約23億円の第三者割当増資を引き受け、筆頭株主になっている。
オン・ザ・エッジはイーバンクの持つ少額ネット決済のノウハウを活用し、自社のネット販売を強化するつもり
だったが、その後方針を巡って対立。04年10月に提携を解消している。
その後、イーバンクはGMOグループなどから増資を受けたものの、「有効なビジネスモデル」を発見できなかった。堀江さんはイーバンクを「まるで銀座の売れっ子クラブ嬢のようである。やらずぼったくりというのだろうか」
と評し、「最初に酷い目にあわされたのは我々だったが」と振り返っている。そんな中、楽天は09年2月に
イーバンクを連結子会社化した。リーマンショックで運用資産が大幅に減っていたところを、「相当厳しい条件」で
楽天が買ったと推測し、「そこまでじっくり我慢した楽天の戦略勝ち」としている。「旧経営陣も全て追い出した
みたいだ。それがいい」とも書いている。
▽ソース:J-CASTニュース (2009/11/09)
URLリンク(www.j-cast.com)
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