09/11/14 11:28:11 8/5p7WhF
いまの時代は通貨が世界を簡単に自由に動き回るってことを忘れてる
人が多すぎ。
日本の通貨、国債の金利の変化、為替は世界中のマーケットの人が
毎日見てて、ちょっとでも儲かるチャンスがあると、すぐ動くんだよ。
たとえば日銀が国債の大量買取をやるってニュースが出る前に、それが
うわさになった段階ですぐにマーケットは動いちゃうんだよ。
円の価値の棄損、長期金利上昇、長期金利の上昇で企業の設備投資悪化、
新規住宅減少、金融機関の国債の資産価値が下がり資産が劣化、そのことに
よって中小企業に貸し出してるお金の貸しはがしの発生、変動金利で住宅ローンを
支払ってる人の支払額の増加で払えなくなる人の増加、その債券の劣化・・・・・・
そういうのを全部、予想して市場は事前に動いちゃうんだよ。
中高年の資産が劣化して、それが日本で消費に回るって楽観論を持ってる
人もいるが、中高年って馬鹿じゃないんだよ。
将来、資産が劣化するかもしれないって思ったらネット資金を移すのは
簡単なんだよ。
たとえば、ネット証券で銀行の口座から資金を移すのは1分でできるし、そこで
海外の債券であるグロソブを買って日本の資金を全部海外に移すのには、
3分もあればネット上でできてしまう。
中高年の3割でもこういう行動をとったら、国債はどう動くか、長期金利はどう
動くかわかる?
個人資産の大半で銀行や郵貯で国債を買ってた人たちが、新しい国債を
買わないでけでも、日本のとっては絶対絶命の危機になる。
しかも、その人たちが、実質国債を売る立場になったら、日銀の国債買取は
ガンガンふやしていかないといけなくなって、もう止めることが不可能。
そもそも通貨を大量に印刷するよ、って政府が言って、円で資産も持ち続ける
馬鹿はいないだろ。