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10月24日(ブルームバーグ):フラッシュメモリー(電気的に一括消去・再書き込み可能な
メモリー)技術の特許を侵害されたとして、米サンディスクが10社余りを提訴していた問題で、
米国際貿易委員会(ITC)は23日、「侵害はなかった」とする判断を下した。
デジタルカメラや携帯電話用メモリーカード最大手のサンディスクは当初、韓国のLG電子や
米イメーションなどほぼ50社が特許を侵害したとして、当該製品の米国への輸入を禁じるよう
ITCに求めていた。ITCによると、うち21社が和解や同意判決などにより同委員会の調査
対象外となり、5社は破たんしたという。
フラッシュメモリー半導体は、デジカメや携帯電話、MP3方式音楽プレーヤーのデータ記憶
装置に使われる。サンディスクは7月に、今年1-6月(上期)のライセンス・ロイヤルティー
(特許使用料)収入は1億9150万ドル(約176億円)と売上高全体の14%を占めたと発表している。
サンディスクの23日株価終値は、前日比73セント(3.2%)安の22.12ドル。
ソース:bloomberg [09/10/26]
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