09/10/25 15:21:05
北陸を訪れる外国人観光客が急減している。代表的な観光地、兼六園の4~9月の外国人客数は
前年同期比35%減で、立山黒部アルペンルートも49%減った。ともに台湾や韓国からの客が大幅に
落ち込んだ。昨秋から続く世界同時不況と円高が直撃。新型インフルエンザの流行も逆風になった。
外国人が個人旅行をしやすい環境の整備に石川県が乗り出すなど、関係者は巻き返しに知恵を絞る。
兼六園の4~9月の外国人入園者数は約6万4100人。国・地域別では、台湾からの客が全体の
半分以上を占めるが、不況でツアー客が減るなどして前年同期に比べ46%減った。
より落ち込みが大きいのが韓国。昨秋以降の急激な円高・ウォン安で訪日旅行の割高感が強まり、
減少率は70%近くに達した。仏ガイドブック「ミシュラン」の日本版で兼六園が最高評価の三つ星を
獲得したのが寄与し、フランスやスペインなど欧州からの客は増えたが、全体を押し上げるまでには
至らなかった。
ソース:nikkei net [09/10/24]
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