09/10/25 12:27:42
大手トラックメーカーの「いすゞ自動車」は、経済成長が見込める新興国などの
事業を強化するため、部品の大部分を中国から調達した100万円台前半の
低価格のトラックを投入する方針を固めました。
関係者によりますと、いすゞは部品の7割程度を中国の部品メーカーから調達し、
積載量が2トンから3トンの小型トラックを開発しており、来年、南アフリカや
中南米などの新興市場に投入するということです。販売価格は日本円で100万円台
前半と、中国製のトラックとも十分競争できる水準で、タイや中国などでの生産を
検討しているということです。
日本のトラックメーカーはこれまで、環境規制を強化しているヨーロッパや
アメリカを重視し、主に日本製の部品を使った燃費のよいエンジンを車体に
搭載したため価格が高めになり、新興市場で苦戦していました。
経済成長が見込める新興市場での事業拡大については、日産自動車もロシアの
自動車メーカーと共同で低価格の乗用車の生産・販売を打ち出すなど、各社とも
対応を急いでいます。
◎いすゞ自動車(7202)
URLリンク(www.isuzu.co.jp)
◎ソース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)