09/10/24 16:34:43
東芝、三菱重工業、日立製作所の原子力3社はそれぞれ、出力の小さな原子炉の開発に
乗り出す。東芝は出力1万キロワット級の超小型炉を開発、2010年秋にも米国の規制
機関に設計認証を申請する。三菱重工は35万キロワット級小型炉の設計に着手した。
現在の原子力発電プラントの受注商戦は100万キロワット超の中大型炉が主力だが、
今後は低コストの分散型電源として小型原子炉の利用が広がると判断。新興国などの
原発シフト加速にもつながりそうだ。
東芝が開発する超小型炉は日本の標準的な家庭で約3000世帯分に電力を供給できる。
100万キロワット級の原発建設には3000億円前後かかるが、需要に見合う小型炉を使えば
大幅なコスト低減が可能。運転や保守に多くの人員を配置できない場合も想定、燃料
交換を約30年間不要にする。故障時は自然停止するなど安全性に配慮する。
ソース:日経ネット
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