09/10/24 12:57:52
全国の国道事務所で、道路の照明ランプを省電力型に取り換えたのに、
電気料金の契約を変更せずに従来通りの電気料金を支払っているケースが
会計検査院の調査で見つかった。
検査院が88事務所のうち、23事務所を抽出調査したところ、すべての事務所で
こうした事例が確認され、少なくとも昨年度までの2年間で計約4200万円が
余分に支払われていた。検査院は国土交通省に対し、適切な契約に切り替えるよう
改善を求めた。
同省では、従来の水銀ランプから電力消費量が約半分で寿命も長い高圧ナトリウム
ランプなどへの交換を進めている。電気料金は、あらかじめ電気の総容量を電力会社と
契約し、固定額を支払っている。検査院によると、23事務所では計約6万5000灯
が省電力型に取り換えられていたが、このうち約9400灯について、総容量を変更
していなかった。検査院は「ランプを取り換える部署と契約担当部署で、連携を取れて
いなかった」と指摘。国交省は、調査対象外の事務所を含めて契約を切り替えた。
◎ソース
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