09/11/07 19:57:24 1rwJL2zi
国債を買う人がずうっといるってのは、いまの異常な状況になれてしまった錯覚。
国債を買ってた大口は郵貯、銀行、生保、年金などなど。
でも、自分の資金で買ってたわけじゃない。
団塊の世代が老後のために、高度成長時代からたっぷりためた、個人資産の
1400兆円がその原資。
そこには、毎年払った年金や生保なんかも全部含まれている。
年金を払うと、年金を運用するとこが国債を買い、郵貯に預けるとそこが買う。
生保も同様。
いままでは、団塊の世代が現役で収入も高くそのお金で乱発されてた国債が
たまたま消化されてた、って見かたもできる。
でも、団塊の世代は一斉に退職に入り、今現在は貯金の取り崩しに転換しつつある。
郵貯が民営化されたのも、電子メールで郵便が減るってだけじゃなくて、貯蓄の
取り崩しが始まったときに、貯金がどんどん取り崩されていくから。
この世代が年金をもらい、生保をもらい、郵貯を取り崩し、銀行の預金を高額な
医療費なんかで使ってくると、国債の需給はあっという間に逆転する。
とはいっても4-5年単位でのことだけどね。