09/10/24 07:31:40
KDDI(au)は23日、全国で運用している基幹ネットワークの合理化策を発表した。
2000年以降の合併や買収で重複してきた設備をスリム化し、保守費用や減価償却費を
圧縮するのが狙いで、通信施設数の4割削減と伝送用ケーブルの短縮が柱。
合理化によって11年3月期にまず年間150億円規模のコスト削減効果を見込む。
KDDIはまず今年度中に稼働率が低い通信設備の集約・撤去を開始。10年3月期は
通信設備の撤去などに伴う減損損失を含めて約400億円のコストを見込む。
電話交換機や通信機器を置く通信用局舎は現在の約250局から16年3月末までに
140局に削減。使用する伝送用ケーブルは約2万2000kmへと15%短縮する。
KDDIは00年10月にDDI、KDD、IDOの3社が合併して発足。その後も東京電力系の
通信会社パワードコムを買収したり、東電の光ファイバー通信回線事業を吸収合併
したりしたため、各社が個別に構築したネットワークを現在も重複して運用しており、
固定費がかさむ要因になっていた。
▽News Source NIKKEI NET 2009年10月24日07時00分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽KDDI 株価 [適時開示速報]
URLリンク(www.kddi.com)
URLリンク(company.nikkei.co.jp)
URLリンク(smartchart.nikkei.co.jp)