09/10/23 17:24:12
米運輸安全委員会(NTSB)によると、ミネソタ州ミネアポリス・セントポール
国際空港に21日夜到着する予定だった国内線の旅客機が着陸前に交信を絶ち、
同空港を通過してさらに240キロ飛行を続ける騒ぎがあった。旅客機はその後、
無事同空港へ引き返したものの、NTSBは操縦士らの居眠りなどが原因だった
可能性もあるとみて調査に乗り出した。
発表によると、問題の旅客機は、今春デルタ航空の傘下に入ったノースウエスト航空の
188便(エアバスA320型)。乗客147人を乗せカリフォルニア州サンディエゴ
を出発したが、ミネアポリス到着の前から約1時間にわたって交信が途絶えた。情報筋
によると、管制室には「ハイジャックか」と緊張が走り、米軍戦闘機が待機する騒ぎに
なったという。
同機はミネアポリス空港の上空を通過し、さらに北東方向へ飛び続けたが、約16分後
に交信が復活した。NTSBによると、乗員らは「航空会社の方針をめぐる議論が白熱
し、状況認識ができなかった」と説明している。
NTSBは乗員らに詳しく事情を聴き、操縦室での会話などが記録されたボイスレコー
ダーなどを分析する方針。ノースウェスト航空は22日、NTSBなどに協力すると
ともに内部調査も実施するとの声明を発表した。
◎ソース
URLリンク(www.cnn.co.jp)