09/10/19 23:34:01
ホンダは系列部品メーカー75社に対し、2010年3月末をめどに国内生産が70万台以下に縮小しても
収益が確保できる体制に移行するよう指示した。同社の09年度国内生産は輸出減で100万台規模まで
縮小する見込み。過去の生産ピークは130万台で、部品各社は余力を抱え収益が悪化している。ホンダは
今後、為替変動を見据え現地生産を拡大し国内は国内車種中心にシフトする考え。国内生産縮小に合わせ、
ホンダ主導で部品各社の設備除却などを進め収益改善を支援する。
ホンダの09年1―6月の国内生産は前年同期比37・1%減の37万6363台で、輸出比率は世界需要
減少による輸出台数縮小で前年同期の53・6%から38・5%まで後退した。国内は海外工場の生産調整弁
として増産体制を整備してきたが、世界需要減少で輸出が急速に縮小。国内需要は今後大幅に増えない。
▽ソース:日刊工業新聞 (2009/10/19)
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