【予測記事】三井住友・宇野氏、「ドル来年にも50円、基軸体制崩壊へ」と予想(ブルームバーグ) [09/10/15]at BIZPLUS
【予測記事】三井住友・宇野氏、「ドル来年にも50円、基軸体制崩壊へ」と予想(ブルームバーグ) [09/10/15] - 暇つぶし2ch2:きのこ記者φ ★
09/10/15 23:12:39
(続き)

第4波を、値幅が徐々に縮小しながら急変動に向けたエネルギーを蓄積する「三角持ち合い」と見なした場合にも、
最初の上昇局面である95年4-6月期から3年間の上げ幅を、07年10-12月期に突破した下値支持線の
水準から差し引くと、50円台半ばが目安になる。

・協調介入でも止まらず
宇野氏は、ドル安の大波は「もはや止められない」と述べた。対円で戦後最安値を下抜けると
「下値のメドはない。協調介入しても効かない」と分析。
ドルの下落が止まるのは「国際通貨システムが変わる時だ。ドルは唯一の基軸通貨ではなくなっているだろう」と予想した。

外貨準備高が世界最大の中国では人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が3月、
国際通貨基金(IMF)に「スーパーソブリン(超国家)準備通貨」の創設を促した。
ロシアのクドリン財務相は13日、世界の外準に占めるドルの割合低下で「超国家通貨」が普及する余地ができると述べた。
ブラジルは外準の一部をIMF債に振り向ける方針だ。マンテガ財務相は、外準運用の多様化に役立つとしている。

イラン中央銀行のガザビ上席副総裁は13日のインタビューで、外準1000億ドル超のうち、
ユーロの保有高がドルを超えるとの見通しを示した。スペイン通信(EFE)によると、ボリビア外国貿易省の高官は、
ベネズエラなど反米的な一部の中南米諸国が16日の財務相会合で、ドルに代わる新たな貿易決済通貨を承認する見通しだと語った。

・ブロック化する世界
宇野氏は、ドル基軸体制の崩壊後、米・欧・アジアでそれぞれ経済のブロック化が進むと予想。
IMFの特別引き出し権(SDR)は「過渡的」には国際準備通貨になり得るが、
長期的には「金融規制の強化もあり、為替取引は世界的に縮小に向かう」と語った。

ドル安は円の独歩高ではなくドル全面安となるため、円は他の主要通貨に対しては1ユーロ=150円など、
おおむね横ばいで推移するとも予想。日本企業は米国以外の国・地域に外需を「抜本的に」移す取り組みが必要になるとも強調した。

エリオット波動理論は、会計士のラルフ・ネルソン・エリオット氏が大恐慌時代の1938年に確立した。
相場変動は推進3波、調整2波という予測可能な5つの波で構成される。5つの波動には様々な特徴があり、
第2波は第1波の出発点の水準を超えず、第3波は最短とはならない。第1波と第5波は同じ長さになる傾向がある。
波の値幅はフィボナッチ級数として知られる一連の数字に関係することが多い。

(記事終)


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