【労働環境】なぜ日本の会社は「働きがい」がないのか-守島基博・一橋大学大学院商学研究科教授[09/10/13]at BIZPLUS
【労働環境】なぜ日本の会社は「働きがい」がないのか-守島基博・一橋大学大学院商学研究科教授[09/10/13] - 暇つぶし2ch1:窓際店長見習φφφ ★
09/10/13 04:08:37
■「働きやすさ」とは、「働きがい」と何が違うのか

「働きがいのある会社」という考え方が話題になってきている。私自身も、従業員の
働きがいを高めようとする人事部の方々や、働きがいのある企業を評価したり、
ランキングしたりする仕組みを開発しようとする団体の方々から相談を受けることもある。
 良いことだと思う。企業というものが人で成り立っている以上、また人は企業に
採用されるだけで優れた経営資源に変身するのではない以上(つまり、人という資源は
意思をもった存在である以上)、働きがいのある企業で、人はより良い資源となるだろう。
企業の実例を見ても、働きがいと企業の競争力は正の相関関係があるようだ。また
実感とも合致する。
 また、企業だけではなく、働く人もより幸せだろう。多くの人が企業や組織という場で
生活の糧を得ながら人生をおくる、というのが現実である以上、その場で働きがいを
感じられるほうが、そうでないよりも幸せである。
 もちろん、相対的に職場や会社で一番生きがいを感じるかは別問題だ。そうではない
と主張する人も増えてきた。でも、人生のうち多くの時間を過ごす場であるから、やはり
そこにポジティブな価値を見出したい。

 また、働きがいと同様に今、関心が高まっている概念に「働きやすさ」がある。特に
ワークライフバランスや長時間労働が話題になるにしたがって、多くの企業が関心を
もっているようだ。
 働きやすさとは働きがいと何が違うのか。私は、働きがいが、人材を前へ前へと押し出す
力だとしたら、働きやすさは、それを阻害する要因を取り除くことだと考えている。
 キャリアの今の段階で子育てに専念しておいて、子供がある程度手がかからなくなったら、
再びキャリアに専念する。働く人が、実質的にこうしたバランスを選択できる仕組みは、
長期的な意味で、働きやすい職場を提供する。また、こうした企業は働きがいもあるだろう。
逆に、両方とも中途半端にしか実現できないような職場は働きにくいし、働きがいもない。

 実際、今、企業経営のなかで、働きやすさと働きがいの両方を徹底して追求することで
競争力を確保する企業も出てきている。話題になる例でいえば、グーグルやマイクロソフト、
SASインスティチュート(アメリカの計算用ソフト会社)などのIT企業の一部である。チャレンジ
しがいのある仕事や、厳しい成果主義と公正な評価を通じて、働きがいを提供し、同時に
極めて厚い福利厚生でそうした成果達成への阻害要因を減らす。長期の休暇や徹底した
裁量労働制、社内の豪華カフェテリアやフィットネス施設などがしばしば紹介される。
(長文につき以下略。全文はリンク先へ)
■働く人の視点から企業への評価が進んでいる米国
■従業員価値を決める五つの軸とは
■人材が流出する可能性をいかに食い止めるか

URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch