09/10/12 19:30:49
世界鉄鋼協会は12日、世界経済に回復の兆しが出ているとして、
2010年の世界の鉄鋼需要が09年比9・2%増の12億558万トンになるとの予測を発表した。
インドやブラジルなどの新興国で不動産投資などの拡大を、
中東やロシアで石油やガス管の需要増加を見込むほか、日米欧でも持ち直すとみている。
世界の半分近くを占める中国は鉄道など公共事業の増加ペースが鈍るが、5・0%増と見込んでいる。
一方、09年は景気後退で8・6%減の11億373万トンとなる見通し。
日米欧が軒並み30%以上の落ち込みとなる一方、中国は景気刺激策の効果で18・8%増となり、
世界的な減少を緩やかにしている。
また、インドが日韓を抜き、中国、米国に次ぐ世界3位の鉄鋼需要国となる見込みだ。
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