09/10/08 11:51:27
鳩山政権による東関東自動車道館山線の四車線化事業の凍結問題で、森田健作知事は七日、
「結論を出す前に少なくとも一回は地元の話を聞くべきで、民主党らしくない。関係県と一緒に国土交通省に行く話もある」
と県庁で報道陣に述べ、国交省に働き掛ける考えを示した。
森田知事は「東京湾アクアラインが(値下げで)良い方向に向かっている上、鳩山政権は将来の無料化も言っている。
一車線のままではどん詰まりになる」と主張。
「将来にわたって凍結なのか分からず、地方は混乱し始めている。民意を得た民主党に協力はしたいが、
話し合いができなければどうしようもない」と批判した。
鳩山政権による二〇〇九年度補正予算の見直しについて、県財政課の幹部も「詳細が分からず困惑している。
開会中の九月議会に提出している補正予算案を修正するのは時間的に無理」と影響を懸念。
「事業の必要性は別にして、財政担当とすれば早く結論を出してもらわないと対応ができない。来年度の本予算は
もっと混乱しそうだ」と心配していた。
館山線の四車線化では、県は六月補正予算で国直轄負担金として六十三億円を計上している。
正式に凍結が決まれば、次の補正予算で減額することになるという。
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