09/10/06 07:20:50
国土交通省は、今月15日に提出する来年度予算案の概算要求について、群馬県の
「八ッ場ダム」の本体工事費を見送ることなどによって、今年度の当初予算と比べ、
10%から20%程度削減する方向で検討に入りました。
来年度予算案をめぐって政府は、前の政権での概算要求を全面的に見直し、
今月15日までにあらためて提出するよう各省庁に求めています。
前原国土交通大臣ら政務三役は、民主党が政権公約に掲げた大型公共事業を見直す
方針に沿って公共事業費を中心に今年度の当初予算と比べて10%から20%削減する案を
作成するよう各部局に指示しました。
これを受けて国土交通省は、群馬県の「八ッ場ダム」の本体工事費の計上を見送り、
このほかの全国で計画されている140余りのダムや高速道路の整備費などを削減する方向で
検討に入りました。
国土交通省の場合、公共事業は毎年3%から5%程度削減されてきましたが、10%から
20%程度の削減となると金額でおよそ6000億円から1兆円を超える計算で、これまでにない
大幅な削減となります。
国土交通省では、費用に対して得られる効果や事業の必要性を精査し、どの事業を
中止や削減するのか今後、具体的な選定作業を進めることにしています。
▽News Source NHK ONLINE 2009年10月6日 4時23分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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▽国土交通省
URLリンク(www.mlit.go.jp)
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