09/09/30 22:12:13
人材派遣大手の旧グッドウィル・グループ(GWG、現ラディアホールディングス)が人材派遣会社を買収するという
未公表情報を基にインサイダー取引をした疑いがあるとして、証券取引等監視委員会は30日、
金融商品取引法違反の疑いで、東京都内の技術者派遣会社の元会長に対する強制調査に乗り出した。
市場関係者によると、元会長は買収公表後に株を売り抜け、少なくとも約4億円の利益を得たとみられる。
GWG側の資料によると、同社は06年10月、人材派遣大手「クリスタル」を買収するため、
「コリンシアン投資事業有限責任組合弐号」というファンドに買収資金883億円を拠出。
GWGはファンドへの出資割合に応じてクリスタル株を取得して子会社化し、同年11月18日に買収を公表した。
GWGは同年10月31日の取締役会で買収方針を決定したが、市場関係者によると、
元会長はGWG関係者から公表前に買収情報を入手、GWG株を購入した疑いが持たれている。
URLリンク(www.47news.jp)