【海外】米国:潜む過剰在庫700万戸…住宅が再暴落の可能性 [09/09/28]at BIZPLUS
【海外】米国:潜む過剰在庫700万戸…住宅が再暴落の可能性 [09/09/28] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
09/09/28 21:47:08
バブル崩壊から立ち直りの兆しを見せている米住宅市場の先行きに黄信号がともり始めた。
住宅販売戸数が順調に増加するなか、今後大量の過剰在庫が発生し、価格が再び暴落するとの分析が浮上している。
不動産価格が大幅に下落すれば米国の景気回復に予想以上の時間がかかることは避けられなくなる。

◆解消に1.35年
米アマースト・セキュリティーズは23日付の顧客向けリポートで、米住宅価格が再び大きく値崩れする可能性を指摘した。
金融機関に差し押さえられる可能性の高い物件が約700万戸あり、今後、住宅市場に影響が及ぶという。
同社はモーゲージ債専門の証券会社で、約2年前のサブプライム住宅ローン市場崩壊前に関連証券が下落すると
顧客に助言していた実績がある。

同社のアナリストらが「膨大な隠れ在庫」と呼ぶ差し押さえ予備軍の700万戸の物件数は、127万戸だった2005年を
大きく上回る水準だ。抵当流れの物件しか市場に出回らないとしても、現在の中古住宅販売件数のペースに基づく試算では、
隠れ在庫の解消に1.35年かかる計算になる。

全米20都市を対象とする米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数が06年以来初めて、
今年5月と6月に前月比で上昇し、最高値からの下落率も31%に縮小したことで住宅市場の低迷は終止符を打ったとの
見方が強まった。これに対しアマーストは「今後数カ月で好調だった時期は姿を消し、700万戸もの過剰在庫という現実を
目の当たりにする」との見解を示した。

米商務省が今月25日に発表した8月の新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、年率)は前月比0.7%増の42万9000戸と、
昨年9月以来の高水準となったが、価格の下落率は前月比9.5%と、統計が開始された1963年以来で最大となった。

アマーストは市場への供給待ちとなっている抵当流れの物件が増えている理由として、デフォルト(債務不履行)に陥る
借り手が増加していることや、デフォルトから回復する債務者が減少していること、住宅ローンの条件変更や州法改正の影響で
物件差し押さえに時間がかかっていることを挙げた。

◆集合住宅も
一方、ニューヨークの不動産仲介業者シティ・ハビタッツの先週のまとめによると、マンハッタンの集合住宅の家賃は
5~8月に前年同期比で8%を上回る下落率となった。金融業界の人員削減とリセッションの影響が波及した格好だ。
学年末や企業の転勤時期にあたる5~8月は、集合住宅の賃貸取引が最も活発な時期だ。

ワンルームの月々家賃は平均1763ドル(約15万8000円)と、前年同期比で11%下がった。
寝室1部屋の物件は8%減の同2425ドル、寝室2部屋では11%減の同3421ドル、寝室3部屋は8%減の同4633ドルだった。

不動産賃貸料は昨年まで4年連続で値上がりしたが、失業率上昇のあおりをうけて下落に転じた。
ニューヨーク州労働局は17日、8月のニューヨーク市の失業率が10.3%に上昇し、前年同月の5.9%を大幅に上回ったと発表。
米国勢調査局によると、マンハッタン地区の住民300万人の約3分の2が集合住宅に住んでいる。

URLリンク(www.business-i.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch