09/09/20 23:48:10
★新幹線札幌延伸着工先送りも 国交相、事業効果を精査
前原誠司国土交通相は17日の記者会見で、前政権の政府・与党合意で本年度内の新規着工が
決まっている北海道新幹線・長万部-札幌間など整備新幹線3区間の建設について「個別に事業を
精査していくことになる」と述べ、行政刷新会議で事業効果を見極めた上で結論を出す考えを示した。
同会議での事業見直しは、1年間かかる見通しのため、同区間の年度内着工は微妙な状況となった。
長万部-札幌間など個別区間の評価については「どの路線をどうするという考えは今は持っていない」と
述べるにとどめた。
道内で先行実施する可能性が高い高速道路無料化については「どの地域を例にするか、さまざまな
案がある」と明言しなかった。一方で現在、土日祝日に実施している自動料金収受システム(ETC)搭載車
対象の通行料金割引制度について「すぐやめるということにはならない」とし、当面継続する意向を示した。
またマニフェストで中止を掲げた川辺川ダム(熊本県)の建設について「見直しを行うことは当たり前だと思う」
と述べ、中止を表明。先に建設中止を明言した八ツ場(やんば)ダム(群馬県)については、今週末からの
連休中に現地視察し、地元住民や関係自治体の首長らと意見交換する方針を明らかにした。
ソース:北海道新聞 (09/18 01:31、09/18 15:43 更新)
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