09/09/20 07:20:50
前原国土交通大臣は、19日夜放送された、NHKの番組、「追跡!AtoZ」で、群馬県の
八ッ場ダムの建設を中止した場合、基本的にはこれまで自治体が負担してきた事業費の
返還に応じる方針を示しました。
このなかで前原大臣は、八ッ場ダムの建設を中止した場合、関係する自治体が、
これまで負担してきた事業費の返還を求めていることについて、「自治体が支出したもので
法的に返さなければいけないものは当然返す」と述べ、基本的には返還に応じる方針を
明らかにしました。
ただ、今の法律では、自治体が負担した事業費のうち、治水目的の負担金525億円の
返還義務が明記されていない点について、前原大臣は、番組終了後、記者団に対し、
「民主党で作っている住民の生活補償のための法案に加筆修正の必要があれば、考えたい」と
述べ、法的な整備を行うことも検討したいという考えを示しました。
一方、今月23日に予定されている地元との意見交換について、住民の間から「一方的に
建設を中止にしたうえで話を聞きに来るのはおかしい。大臣と会わないという判断もある」
などという声が出ていることについて、前原大臣は、「理解を得たうえで話を伺いたい」と
述べました。
▽News Source NHK ONLINE 2009年9月20日 5時20分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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▽八ッ場ダム工事事務所
URLリンク(www.ktr.mlit.go.jp)