09/09/18 11:14:30
東芝と米サンディスクは2010年後半から回路線幅20ナノメートル(ナノは10億分の1)台のNAND型フラッシュメモリーを量産する。
露光装置などの製造設備を大きく変更しなくても32ナノから20ナノ台に微細化できる見通しをつけた。
20ナノ台移行に当たり、四日市工場(三重県四日市)第4工場棟のウエハー処理能力を最大の月産約21万枚に高めることを検討する。
微細化技術でリードを保ち、シェア首位の韓国サムスン電子に対抗する。
東芝とサンディスクは四日市工場を合弁で運営しており、7月から最新の32ナノ品の量産を開始。
急ピッチで43ナノ品からの切り替えを進め、09年度末に32ナノ比率を65%に高める。
微細化で同一ウエハーから取れるチップ数が増え、コスト競争力が増す。
競合のサムスン電子は米テキサス州の工場で30ナノ台のNAND型フラッシュを増産する方針を打ち出した。
Souce(日刊工業新聞新聞)
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