09/09/18 07:46:50
赤松農林水産大臣は、農林水産省の前の事務次官が政権交代の直前に所管する団体の
会長に就任したことなどが批判を受けていることについて、関係する団体への来年度の
補助金などを減らすことを通じて天下りをなくしていく考えを表明しました。
農林水産省では、汚染米の不正転売問題の責任を取って辞任した前の事務次官が、
今月上旬に所管する団体の会長に就任するなど、政権交代の直前にOBが関連団体の幹部に
就任するケースが相次いで明らかになりました。
これについて赤松農林水産大臣は17日、「人事を取り消すわけにはいかないが、
天下りを受け入れることが損をすることになるという風土を作っていかないといけない」と
述べ、関連する団体向けの来年度の補助金や交付金を減らす考えを表明しました。
一連の人事について農林水産省は、それぞれの団体が決めたことで人事に関与は
していないとしていますが、新政権の発足をきっかけにOBの再就職をめぐってさらに
透明性を高めることが求められそうです。
▽News Source NHK ONLINE 2009年9月18日 4時59分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)