【送電】電気の大動脈、架線作業が最盛期 青森―宮城幹線[09/09/16]at BIZPLUS
【送電】電気の大動脈、架線作業が最盛期 青森―宮城幹線[09/09/16] - 暇つぶし2ch1:まりも大使φ ★
09/09/16 18:07:16
電気の大動脈、架線作業が最盛期 青森―宮城幹線

 東北の太平洋側を縦断し、原発が立地する青森県下北半島と首都圏を結ぶ超々高圧の基幹送電線のうち、
青森県七戸町―宮城県加美町間で東北電力が同時並行的に新設工事を進める「十和田幹線」「北上幹線」は
鉄塔の組み立てがほぼ終わり、架線作業が最盛期を迎えている。

 両幹線は、総延長298キロ、鉄塔総数717基と、一度に行う規模として国内で過去最大級。50万ボルト2回線で、
原発の電力を首都圏に運ぶほか、送電網の増強を通じ東北での電力供給の安定性を高める役割を担う。「東北の
電気の大動脈を形成する」(高橋宏明東北電力社長)歴史的な工事だ。

 十和田幹線は上北(七戸町)、岩手(盛岡市)両変電所を結ぶ114キロ、北上幹線は岩手、宮城(加美町)両変電所を
結ぶ184キロで、2006年9月、同時着工した。

 工事は十和田幹線は9、北上幹線は10の工区に分けて行い、ピーク時には1日当たり約1700人の作業員が働いた。
鉄塔の建設に続き08年から架線作業も始まり、工事進行率は8月末時点で十和田が93%、北上が83%に達した。

 使用開始は13年9、10月の予定。建設中の電源開発大間原発(青森県大間町)の稼働延期に伴い、完成時期は3年
繰り延べたが、工事は当初計画通り10年にほぼ終え、管理しながら使用開始に備える。

 総工事費は非公表。利用度合いに応じて電源開発なども負担する。両幹線の両端でも、27.5万ボルトの運用電圧を
50万ボルトに引き上げる昇圧工事などが進行している。

 下北半島では、東北電の東通原発1号機(青森県東通村)が運転中だが、大間原発や、建設準備中の東京電力東通
原発1号機(同)など4基の原発新設計画がある。

◎作業員奮闘ヘリも活躍 大崎

 東北電力の基幹送電線「北上幹線」(盛岡市―宮城県加美町)の架線工事は、昨年4月の岩手県側に続いて宮城県側でも
今年4月に始まり、既に後半に入った。鉄塔の高さは平均80メートルを超えるため、工事ではヘリコプターも活躍。現場では
全国から集まった専門の作業員の奮闘が続いている。

 大崎市岩出山池月周辺の区間で先日、ヘリコプターを使い鉄塔間にナイロン製のロープを渡す工程から工事が始まった。
5キロ以上にわたる12基の鉄塔間に渡されたロープは、片側に金属製ワイヤを接続した上で、地上のウインチで巻き取られ
ワイヤに引き替えられる。ワイヤをさらに重い電線と接続して同様にウインチで引き替え、電線を架設する仕組みだ。

 鉄塔上で電線を絶縁用がいしと連結するといった高所作業に当たるのは、架線電工と呼ばれる人たち。東北電力送変電建設
センター宮城工事所の担当者は「足場の悪い中で身を乗りだすなど、彼らにしかできない専門性の高い仕事だ」と話す。

 岩手県側の架線工事は冬場は休止するが、宮城側では続行。来年10月までには総延長184キロで架線を終える予定だ。

URLリンク(www.kahoku.co.jp)

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