09/09/16 16:44:34
大阪府の橋下徹知事は、15日にあった夢洲・咲洲地区まちづくり推進協議会の席上、
ベイエリア再開発に絡んだコンベンション機能強化の一環で「カジノ構想」をぶち上げた。
現行法下では国内でのカジノ設置は認められていないが、
橋下知事は「資料は整えている。初めからダメじゃなく、検討して」と本気モード。
“仰天プラン”は今後の議論で波紋を広げそうだ。
世界的規模の会議や展示会誘致に力を込める橋下知事は
「コンベンションで人を呼び込むには、ある程度遊べるものがないといけない」
とカジノ構想を提言した。
これに対し、大阪市の平松邦夫市長は「集客、税収、雇用などでカジノの効用が叫ばれているが、
カジノに対するアレルギーは非常に大きい」と慎重な姿勢。
一方、経済団体の代表者らは「闇社会とか、教育的に良くないとか、ネガティブな意見はきりがない。
『やるべきだ』という話ではないが、透明性を前提にした検討であれば」と述べるなど、
議論を交わすことにふたをしない考えだ。
国内でのカジノ設置をめぐっては、東京都の石原慎太郎知事がプランを打ち出していたが断念し、
国に合法化を求めている。大阪でも太田房江前知事時代の2003年、構造改革特区に関して
カジノ構想を検討した時期もあった。
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