09/09/11 07:11:40
ことし6月に生活保護を受けた世帯は123万世帯を超え、雇用情勢の悪化などから
過去最多を更新したことが、厚生労働省のまとめでわかりました。厚生労働省は、
引き続き、全国の自治体に対し、就労支援に取り組むよう求めることにしています。
厚生労働省によりますと、ことし6月に生活保護を受けた世帯は、全国で123万7世帯に
上りました。これは、前の月より1万4628世帯増え、過去最多を更新しました。
ひとつきに増えた世帯数は去年12月から急速に増加し、ことし3月以降は1万世帯を
超える急増が続いています。
増えた世帯の内訳を見ますと、「高齢者」が2641世帯、「障害者」が1192世帯、
「母子家庭」が1062世帯となっていますが、こうした分類に当てはまらない
「その他の世帯」が5938世帯と最も多く、厚生労働省は、雇用情勢の悪化で仕事を
失った人の世帯が多いと分析しています。
これに伴い、ことし6月に生活保護を受けた人数は169万8869人に上り、前の月に
比べて1万9770人増加しました。
厚生労働省は、今後も生活保護を申請する人が増えるとみて、引き続き、全国の
自治体に対し、就労支援に取り組むよう求めることにしています。
▽News Source NHK ONLINE 2009年9月11日 4時14分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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▽厚生労働省
URLリンク(www.mhlw.go.jp)