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日本経団連は2日、民主党に対し、温室効果ガスの排出削減を目指す国際交渉で慎重な
対応を取るよう求めていく方針を固めた。
14日の正副会長会議でまとめる民主党への要望に盛り込むほか、事務レベルで働きかけを
強める方針。
経団連が慎重な環境政策を求めるのは、民主党の鳩山代表が今月22日に国連で開かれる
気候変動首脳級会合に出席し、同党が掲げる厳しい排出削減目標に言及するのではないか
との見方が強まっているためだ。
民主党は政権公約(マニフェスト)で政府が決めた中期目標より厳しい「2020年までに
90年比で25%削減」との目標を掲げた。これに対し経団連は「経済活動に悪影響を及ぼす」と
反発。鳩山代表が同会合で25%の削減目標を打ち出せば「事実上の公約と受け止められ、
日本が不利な条件をのまされかねない」(経団連幹部)と警戒感を強めている。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2009年9月3日03時18分 読売新聞)
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▽日本経団連
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