09/08/31 21:36:02
日銀の白川方明総裁は31日、大阪市内で記者会見し、
民主党政権が経済政策の財源捻出(ねんしゅつ)で、日銀に国債購入を求めてきた場合の対応について
「金融政策の目的に(財政赤字穴埋めという)疑念が生じると、経済の実態を離れて長期金利が上昇しかねない」
と述べた。
民主党の一部では、公約した政策の実現に財源が不足する場合、日銀に国債購入を求める案が浮上しているが、
否定的な考えを示した。
民主党政権そのものについては、白川総裁は「日本経済の直面する課題の克服に向け、適切な対策を
進めることを期待している」と表明。
「どのような政権になっても、日銀法の精神に従って意思疎通を密にしていく」と対話に努める方針を示した。
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