【食品】コラーゲン入り食品、美肌効果の科学的根拠は「無し」…信じたい消費者心理に訴えるメーカー [09/08/27]at BIZPLUS
【食品】コラーゲン入り食品、美肌効果の科学的根拠は「無し」…信じたい消費者心理に訴えるメーカー [09/08/27] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
09/08/27 21:31:32
「お肌にいい」と言われ、化粧品分野で頻繁に使われてきたコラーゲン。
最近は食の世界でも人気が高まり、豆腐やドレッシングなどコラーゲン入り食品の市場は、ここ5年で4倍近くにも拡大した。
本当は、口からとった時の効果ははっきりしないのだが、「信じたい」消費者心理に訴えているようだ。

コラーゲンは皮膚や骨の中にあるたんぱく質の一種。肌のハリや水分を保つ成分とされ、多くの化粧品に使われている。
食品ではまず、サプリメントや美容ドリンクに使われ、最近は他の食品にも広がってきた。

日本ハムは今年に入って「コラーゲン入り」に力を注ぎ始めた。3月に3千ミリグラム入りドレッシングなど
▽6月に100ミリグラム配合のハム▽8月にドレッシング2種を追加、といった具合だ。

もともとは医療用に研究していたが、昨年9月、2千ミリグラムを配合した「コラーゲン玉」(希望小売価格税込み148円)を販売。
鍋に入れるだけの手軽さが受け、半年で2億円を売り上げるヒットとなった。
「健康ブームの中、新たな需要を掘り起こせる」と他の食品にも広げた。

豆腐「波乗りジョニー」の三和豆水庵(茨城県古河市)も3月、3千ミリグラム配合の「ジェニー」を売り出した。
「商品の定番化の可能な分野で魅力的」(広報)という。
「おかめ納豆」のタカノフーズ(茨城県小美玉市)は06年6月に「発酵コラーゲン納豆」を全国販売して売り上げは好調だ。

外食産業でも人気は高まる。大阪市北区の居酒屋「雲(うん)」の「コラーゲン鍋」は、
鶏ガラを煮出ししたプルプルのコラーゲンを火にかけると、だし汁に早変わり。美容に関心の高い女性客らに人気だ。
「本家」の化粧品メーカーも美容ドリンクに参入。5月にはカネボウ化粧品が、30代女性をターゲットに
ドラッグストアで販売を始めた。ファンケルは4月にゼリータイプを投入した。

民間調査会社の富士経済によると、化粧品も含めた08年のコラーゲン市場は、
出荷ベースで1714億円の見込みで、03年(760億円)の2倍以上に。
うち食品分野は08年は545億円を占めるとみられ、03年(140億円)の4倍近くだ。

■専門家の間でも効果両論
実は、コラーゲン入り食品に美肌効果があるのかどうかについては、専門家の間でも意見が分かれる。

独立行政法人の国立健康・栄養研究所は「食品から摂取した場合、ヒトでの有効性について信頼できるデータが見あたらない」
との見解だ。
石見佳子・食品保健機能プログラムリーダーは「アレルギーのある人や妊娠、授乳中の人は、安全性への
十分なデータがないので避けた方がよいと思う」と話す。

逆に日本ハム中央研究所の市川淳主任は「我々の研究では、1日1千ミリグラムのコラーゲン摂取を続けたら、
肌の水分量が高レベルに保たれた」という。

コラムニストの辛酸なめ子さんは「『美容にいい』と聞けば、とくに女性は飛びつきたくなる。気休めかもしれないけど、
肌に効くと信じたいのが女心」と話す。
自身もコラーゲン鍋を食べたりサプリを飲んだりしているが、「食べた翌日は、肌がぷりぷりになった気がする」という。

URLリンク(www.asahi.com)


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