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富士重工業は撤退を決めていた軽自動車の生産を2012年3月に打ち切る。「サンバーディアス」の
生産を8月中に終了し、これを手始めに毎年1―2車種を打ち切る。6月に投入した電気自動車(EV)の
ベース車「ステラ」は11年6月に打ち切る。国内市場は年間400万台割れの乗用車需要に対し、
8社がひしめき過剰感が増している。同社は強みとしている走行性能に優れる登録車に経営資源を集中。
国内外市場で競争力を高める。
富士重が固めた軽の生産終了のスケジュールによると09年は「サンバーディアス」続き、年末までに
「プレオ」の生産を終える。「R1」「R2」は10年3月、「ステラ」は11年6月とし、最後に商用車「サンバー」を
打ち切る。
富士重は軽の生産終了で筆頭株主であるトヨタ自動車との提携を強める。軽工場の本工場(群馬県太田市)で
共同開発車の生産を検討。
▽ソース:日刊工業新聞 (2009/08/20)
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