09/09/04 00:05:05 BK8fF1C8
ここんとこよく書かれている
エルピーダが統合に成功したっていうのは
光文社ペーパーバックス:日本「半導体」敗戦
の引用だろ?
要約すると、
筆者は2002年まで日立でDRAM事業に関わってきた技術屋上がりの社会学者。
エルピーダに関する部分は
自身の体験とNEC、日立、三菱出身の技術者に対する聞き込み調査による。
エルピーダは設立当初は、NECと日立で組織内対立があった。
そのため、0.13uのプロセスを、NEC版と日立版の2種類開発するなど
非効率を極め、シェアを落とした。また、社員の不満も高かった。
坂本社長就任後、仕事のやり方やプロセスを、開発センターや工場のあるNECに片寄せした。
また、途中で加わった三菱出身者が、
ファウンドリとの協業ノウハウを持ち寄ったのもプラスに働いた。
この結果、作業効率は回復し、士気も上がった。
ただし、NEC流に合わせたため、日立出身者には多少の不満が残っているらしい。
また、過剰品質を抜け出して利益率の向上を果たすのは未だ不十分だとか。
って言うようなことが書いてあったと思う。