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[北京 17日 ロイター] 中国商務省が17日発表した1─7月の同国への海外直接投資は、
前年比20.3%減の483億ドルだった。
月単月では前年比35.7%減の53億6000万ドルだった。
対中直接投資の減少は10カ月連続となり、減少幅は6月の6.8%を大幅に上回った。
1─6月は17.9%の減少だった。
一方、商務省の姚堅・報道官は、輸出の減少ペースは年末にかけ鈍化し、
前年比でプラスになる月もあるとの見通しを示した。
報道官は「輸出の減少幅は今年下期に縮小するとみる。昨年の世界的な金融危機発生後に輸出が
落ち込んだことから、前年比でプラスになる月さえあるだろう」と述べた。
政府が11日発表した貿易統計によると、7月の輸出は前年比23.0%減少。
輸入は同14.9%減少した。
一方、労働日数調整ベースでは7月の輸出は前月比5.2%増、輸入は同3.5%増となった。
Zhong Shan商務次官は、中国は輸出業者を支える努力を緩めることはない、と語った。
一方、次官は政府機関誌Seek Truthで、政府は国家備蓄の拡大に向けエネルギーや資源製品の輸入を
拡大することで、貿易黒字の削減を目指している、と述べている。
次官はさらに、政府は国際収支の黒字を削減するため、国内企業に外国での製造業の立ち上げを
奨励する意向だ、と付け加えた。
対中海外直接投資(単位10億ドル)
2008年
7月 8.3
8月 7.0
9月 6.6
10月 6.7
11月 5.3
12月 6.0
2009年
1月 7.5
2月 5.8
3月 8.4
4月 5.9
5月 6.4
6月 9.0
7月 5.4
*金融セクターへの投資を除く。一部のデータは累積値からの算出。
ソースは
URLリンク(jp.reuters.com)
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