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★川重、大型バイクにハイブリッド-ニッケル水素電池を検討
川崎重工業は2010年代の前半にも排気量400cc超の大型2輪車に、
回生装置とモーターなどを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する。
鉄道車両などへの適用を目指し開発したニッケル水素電池「ギガセル」採用を
視野に入れる。競合のホンダとヤマハ発動機は10年に電動2輪を発売する。
大型が得意な川重は、燃費低減に有効なハイブリッド化を優先し差別化する。
川崎重工業は減速やブレーキ時の回生エネルギーを蓄え、発進時の
補助動力などに活用することを想定して現在、実証実験を重ねている。
将来はシステムを小型化したうえで走行用電力を家庭用電源などから
直接充電できるプラグインハイブリッド2輪の開発を視野に入れる。
ただ、2輪をハイブリッド化するには4輪以上にシステムの小型軽量化や
耐久性が必要で「コスト高になる」(川重首脳)。このため車両が高価格で
システムコストを転嫁しやすい大型からハイブリッド化を進める考えだ。
ソース:日刊工業新聞 (掲載日 2009年08月15日)
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