09/08/14 17:58:03
レシピ本がヒットするなど静かなブームが続く「ねこまんま」。その“究極”版が
ロイヤルパークホテル(東京都中央区)に登場した。
地元日本橋で創業310年の老舗「にんべん」が協力。カビ付けや天日干しを繰り返す、
かつお節の最高級品「本枯節」を同社の達人が宿泊客の前で削り出す。シュッ、シュッ
と心地よい音をたてる透明の削り器はアクリルの特注品だ。
「酸化が早いので、削りたてが一番」。いぶした木の香りとうま味があふれ、余計な
アレンジは要らない。元は家庭の節約メニュー。シンプルだが年配客は「ぜいたく
だねぇ」と目を細め、外国人が目を見張る。
ただし毎週金曜、高層階のエグゼクティブフロア宿泊客限定の朝食の特典。地方や
海外のビジネス客も多く「老舗が培った日本橋の食文化を発信できたら」とホテル。
「スローフード」の流れもあり、にんべん本店ではここ数年、削り器と本節の売り
上げが2けた台で伸びているという。(共同)
●ホテル宿泊客の前で、「ねこまんま」用にかつお節を削る老舗の達人=東京都中央区
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
◎ソース
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)