09/08/12 07:26:02
ハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)の経営支援について、親会社の野村プリンシパル・
ファイナンス(NPF)の永松昌一社長らが10日、福岡市内で九州の有力企業首脳と会談した。
出席者によると、NPF側から主力の支援企業として九州以外の企業1社と出資交渉している
との報告があったという。今後、交渉がまとまるかどうかが再建のかぎを握りそうだ。
会合には九州電力や九電工、西部ガスなどの首脳が出席した。NPF側は出資交渉の期限や
企業名は示さなかったという。
NPFはHTBの経営悪化を受け、新たに出資するスポンサー企業を探している。関係者によると、
これまでに九州以外の企業20社前後と交渉し、絞り込まれたという。スポンサー探しは
大詰めを迎えていると見られるが、出資交渉がまとまらなければ、HTBの再建が困難になる
可能性もある。
これとは別に、NPFは九州の有力企業に協力を求め、一部企業が出資も含めた支援を検討
している。10日の会合では、NPFから具体的な支援要請はなかったという。首脳の一人は
「交渉の詳細や地元の県や市の意向が分からず、我々がすすんで何かできる状況ではない」と
語った。
NPFの永松社長は今月、長崎県の金子原二郎知事や佐世保市の朝長則男市長らを訪れ、
HTBの経営状況を説明した。地元ではHTB内の土地、施設を買い上げ公有化する構想なども
浮上している。
▽News Source asahi.com 09年8月12日6時39分
URLリンク(www.asahi.com)
▽ハウステンボス
URLリンク(www.huistenbosch.co.jp)