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味の素は東南アジアでの調味料事業を拡大する。カンボジアで9月に現地法人を設立する
一方、うま味調味料の工場を新設する。タイなど主要国で働く現地従業員を周辺国に
派遣する人材活用策も進め、現在1200億円弱のアジア地域売上高(食品事業)を2015年度メドに
2倍強の2500億円に拡大したい考えだ。
カンボジアでは首都プノンペンに｢カンボジア味の素｣を設立する。資本金は600万ドル
(約5億8400万円)で、味の素本社が60％、タイにあるタイ味の素グループが残りを出資する。
カンボジア国内で需要が拡大するうま味調味料｢味の素｣を現地で包装する工場を約5億円で
新設、来年9月の稼働を目指す。08年度に約15億円だった同国での売上高を15年度には
50億円まで高める。(バンコク＝三河正久)
▽News Source NIKKEI NET 2009年08月11日07時00分
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