09/08/10 11:34:00
米Appleが、ユーザーがデバイスを不適切に使用していないかどうかを監視するため
技術の特許を出願した。
米特許商標局の出願公報によると、この技術は2008年2月に出願され、「消費者の
不適切使用を検出するシステムと手法」と題されている。
センサーと検出回路を組み合わせて、ユーザーがデバイスを不適切に使用した場合に
それを検出し、メモリに記録するというものだ。
また不適切使用を検出した場合に、デバイスを使用不能にするよう回路を
設定することも可能という。
「不適切な使用」には、具体的には「液体の侵入、極端な温度、過度の衝撃、
通常の動作とは関係のない改造(筐体を開ける、内部部品の追加や変更など)」が
含まれる。
Appleがこの技術を開発した理由は、製品保証制度の問題にある。
多くの場合、保証制度ではユーザーの不適切な使用によるデバイスの故障はカバー
されず、無償修理・交換の対象にならない。
だが、一見したところでは故障原因が分からないような場合に、「店員が顧客との
摩擦を避けるために無償修理や交換に応じてしまうことがある」とAppleは述べている。ユーザーの不適切使用を検出して記録し、故障の原因を特定することで、不要な
無償交換・修理を避ける狙いがあるようだ。
ソースは
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