【地域経済/北海道】「大麻」産業化に法律の壁、北見の特区苦戦[09/08/10]at BIZPLUS
【地域経済/北海道】「大麻」産業化に法律の壁、北見の特区苦戦[09/08/10] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
09/08/10 11:21:02
麻薬成分がほとんどない「産業用大麻」を栽培し、建材や自動車部品などに加工して事業化を図る
北海道北見市の取り組みが、道の「産業用大麻栽培特区」認定から1年を迎えた。

環境に優しい新産業として地元の期待を集めるが、法律の壁に阻まれ、なかなか進展していないのが
現状だ。

北見市周辺は、道が野生大麻撲滅の重点地区にしており、産業用大麻の栽培には気象条件などが
適している。また、農業が盛んな北見地方では、休耕地などを活用して産業用大麻を生産できるほか、
栽培も簡単なことから、建設業者など異業種からも参入しやすいとして注目を集めている。

道も「雇用の創出など地域活性化につながる可能性がある」として、昨年8月、
北海道版構造改革・地域再生特区に認定した。

産業化に向けては、〈1〉種子の確保〈2〉麻薬成分の検査体制―の2点が大きな障壁だった。
事業化に必要な大量の種子は輸入に頼らざるを得ないが、発芽できる種子の輸入は大麻取締法で
禁じられている。また、品種改良や種子の成分を検査するには、大麻研究者の免許が必要になる。
このため、北見の産学官が組織する「産業クラスター研究会オホーツク・麻プロジェクト」は
特区認定を受け、道に支援措置を求めた。

しかし、道は種子輸入について「法律の問題。条例や規制緩和で対応できる問題ではなく、
手だてはない」(地域づくり支援局)とつれない。
検査体制の整備についても、「(道立)衛生研究所の対応になるだろうが、予算確保できない」(同)
と突き放し、お手上げの状態だ。

だが、この1年間で進歩もあった。大学教授らを招いたシンポジウムでは、農家から「うちの畑を
使用できないか」と問い合わせがあったほか、道の雇用対策事業を活用し、プロジェクト専従メンバーを
雇用するための予算も確保した。

同プロジェクトリーダーで、建設会社と農業法人を経営する舟山さん(58)は道内で唯一、
大麻栽培者免許を持ち、厳重に管理した農場で産業用大麻の試験栽培を続けている。年内には
事業化するための会社を設立する計画で、舟山さんは「困難だからこそ挑戦する価値がある」と、
産業化に執念を見せている。

■産業用大麻
産業利用するため、麻薬成分を含まないよう改良された大麻。茎を加工し、建材や自動車の断熱材、
プラスチック製品などを製造できる。国内では、神事などに使用するため栃木県で生産されているほか、
フランスやカナダなどでは、すでに工業原料として導入されている。

ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
フェンスで囲まれた畑で育てた産業用大麻に目をやる舟山さん
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


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