09/07/28 23:37:46
新潟県内の民放テレビ4局の2009年3月期決算が出そろった。合計の純利益は4億4400万円と前の期に
比べ6割減少。地上デジタル放送関係の減価償却が重いほか、景気悪化による広告収入の減少や有価証券の
評価損が響いた。4社とも黒字を確保し、半数近くが赤字となった全国と比べると健闘したが、広告の先行きが
不透明で、今期も苦戦する可能性がある。
09年3月期は全4社が減収となった。番組と番組の間に入れるスポットCMの収入が落ち込んだ。自動車など
大手企業が広告宣伝費を抑え、東京を中心に県外の広告が振るわなかった。
新潟総合テレビ(新潟市)によると、県内の広告収入が約2%減だった一方、県外は約4%減。新潟放送も
県内は約4%減で、県外が約6%減とマイナス幅が大きい。
好調を維持したのは県内のパチンコ店のスポットCMなど一部。全国民放各社の業績に比べて健闘したのは
徹底したコスト削減に加え、「他の減収を遊戯場で補った」(県内の民放幹部)ためだという声もある。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/07/28)
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