09/07/22 07:40:50
先月の全国のデパートの売り上げは16か月連続で前の年を下回ったほか、
先月のコンビニエンスストアの売り上げも、たばこを買う際のICカード「タスポ」の導入
による効果が薄れて、14か月ぶりに前の年を下回り、消費不況が一段と深刻化している
実態を示す形となっています。
日本百貨店協会のまとめによりますと、全国の272のデパートの先月の売り上げは
5319億円で、前の年の同じ月を8.8%下回り、去年3月以来、16か月連続で前の年を
下回りました。
これは、雇用や収入の先行きへの懸念から消費者が節約志向を強め、貴金属などの
雑貨の売り上げが前の年より14%減ったほか、主力の衣料品も11%余り減少したためです。
一方、日本フランチャイズチェーン協会のまとめによりますと、全国の主なコンビニ
エンスストア11社の先月の既存店の売り上げは6059億円で、前の年の同じ月を2.3%下回り、
14か月ぶりの前年割れとなりました。
自動販売機でたばこを買う際のICカード「タスポ」の導入をきっかけにコンビニの店頭で
たばこや飲み物などを購入する人が増えていた効果が薄れたことに加え、弁当やパンなどの
売り上げも落ち込んだためで、消費不況が一段と深刻化している実態を示す形となっています。
▽News Source NHK ONLINE 2009年7月22日 5時46分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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