09/07/21 01:02:48
>>1の続きです。
【上下水道】
水道、下水道事業とも08~12年度までの中期経営プランで盛り込んだ計画を上回る経営改善がみられた。
水道事業は節水や景気後退の影響で、08年度の水道料金収入が前年度比3%減の276億4000万円と
なった。しかし、職員30人削減や企業債借換による支払利息減少で支出を抑制した結果、プランで見込んで
いた12億8700万円の赤字が、2億6200万円の黒字に転換した。
下水道も使用料収入が2・9%減の249億7200万円となったが、17人の職員削減など支出の圧縮に
よって、想定していた5億8000万円の赤字が2800万円の黒字を計上した。
【病院】
市立と京北を合わせた病院事業全体では患者数の減少で1億3100万円の赤字となり、累積赤字は
6億5500万円に拡大した。
市立病院では入院・外来患者の減少で診療収入が前年度比1・9%減の102億9300万円。このため
黒字は前年度より1億5500万円縮小し3500万円となった。累積赤字は1億3000万円。今後、
地域医療連携や高度医療提供などに力を入れ、10年度末までに累積赤字解消を目指す。
京北病院では、入院用5床を療養病床に改め、入院収益が4600万円増えたが、外来の減収に歯止めが
かからず、1億6600万円の経常損失を出し、累積赤字が5億2500万円に膨らんだ。
外来患者の減少も続き、目標としている「2011年度の単年度黒字化」については、「大変厳しい状況」としている。
-以上です-