09/07/20 01:06:20
京都市は17日、2008年度一般会計決算が30億円の実質収支赤字になるとの見通しを発表した。
赤字転落は04年度以来4年ぶりで、赤字額は1981 年度の27億円を上回る過去最大。昨秋以降の
景気減速を受け、自動車取得税など京都府から受け取る交付金の落ち込みが響いた。
法人市民税は07年度に比べ28億円多い429億円に増える見通し。景気悪化で各地の自治体が
同税の大幅な減収に直面するなか、京都市は09年3月期に過去最高益を更新した任天堂などからの
税収増が寄与したもようだ。
だが、新車販売の不振が影響して自動車取得税に関する府からの交付金収入が07年度の30億円
から24億円に減少。地方消費税や軽油引取税、株式等譲渡所得割などの交付金も軒並み落ち込んだ。
公営企業では市営地下鉄や市バスの経営改善が進まず、営業収益に対する不良債務の割合を示す
資金不足比率はそれぞれ133.5%、59.7%と、国の指導対象となる経営健全化基準の20%を上回った。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/07/18)
URLリンク(www.nikkei.co.jp)