09/07/16 22:19:55
米資産運用会社サンフォード・C・バーンスティーン(ニューヨーク)は13日付のアナリストリポートで、
世界最大の日用品メーカー、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)について、
化粧品の品ぞろえ強化や新興市場シェア拡大に取り組んでおり、
米エスティローダー、資生堂、米アルバート・カルバーが買収標的になる可能性があると指摘した。
サンフォードのアナリスト、アリ・ディバジュ氏によると、
この3社は時価総額が100億ドル(約9300億円)未満で、P&Gの事業方針にも合致しているという。
同氏は「概して化粧品セクターは、成長率と営業利益率が比較的高い」と指摘。
「P&Gのような企業にとって平均以上の成長率を示す新興市場もまた重要だ」との見方を示した。
ディバジュ氏によると、P&Gの化粧品の品ぞろえ強化や新興市場シェア拡大につながる買収標的候補としては、
他にも韓国のアモーレパシフィックやドイツのバイエルスドルフ、インドのダブール・インディアのほか、
花王、コーセーやライオンなどが挙げられるという。
(Jeff Kearns)
ソース:FujiSankei Business i/Bloomberg
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