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世界的に原子力発電所の導入計画が相次ぐなか、「三菱重工業」と「東芝」は、
プラントの国際競争力を高めるため、政府の支援を受けて次世代の新型原子炉の
共同開発を進めることで合意しました。
新興国の経済発展に伴うエネルギー消費の増大で原油など化石燃料の需給の
ひっ迫が懸念されているため、世界各国で原子力発電所の導入計画が相次ぎ、
国際的な受注競争が激しさを増しています。
こうしたなか、「三菱重工」と「東芝」は、政府が2025年の実用化を目指す次世代の
新型原子炉の共同開発を進めることで合意したことが関係者への取材で明らかに
なりました。
具体的には、新プラントの設計開発は「三菱重工」が主体的に行い、「東芝」は
傘下のアメリカの「ウェスチングハウス」が保有する原子炉の運転効率を高める技術
などで協力するとしています。
これにより、従来の原子炉より大型の180万キロワット級の原子炉を実現する
とともに、免震技術の導入などにより高い耐震性を実現する。
また、使用済み核燃料の発生を30%程度減らし、建設コストも今の半分以下に
抑えるとしています。
「三菱重工」と「東芝」による次世代原子炉の開発に対し、経済産業省は資金面で
支援することにしており、世界でトップレベルの両社の技術を結集して
国際競争力のある新型炉を早期に実用化し、市場の獲得につなげたいとしています。
▽News Source NHK ONLINE 2009年7月14日 4時38分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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▽三菱重工業 株価 [適時開示速報]
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